ピレリ P ZERO VELO 4Sのインプレ。期待してなかったけど結構良かった。
トレーニング用タイヤとして使っていたVittoria Rubino Pro G+がそろそろ寿命ってことで買い換えようと思っていたところ、コムリン店長にお勧めされたPirelli P ZEROタイヤ。
スタンダードモデルのVELO、ウェットモデルのVELO 4S、TTモデルのVELO TTの3種類のラインナップになってる。
ウェットモデルが用意されているタイヤって、ドライ用のウェット性能がクソな事が多い気がする。あと、VELOが死ぬほどパンクする。とチームメイトから聞いていたので、ウェットモデルのVELO 4Sを買ってみた。ダメならまたRubinoに戻せば良いやと思って。
それから約4か月。結構気に入って使ってる。ということで、インプレしてみる。
めっちゃグリップする。
一番の特徴はグリップ力かなと。ウェットタイヤを謳うだけあって、コーナーの安定感は抜群。
味スタエンデューロで使ってみたけど、砂利が転がるヘアピンでもかなり安心して曲がれた。周りの選手がイン側をゆっくり走ってる中、アウト側をペダリングしながら余裕で抜けるぐらいグリップする。
グリップ力に関しては、Vittoria Rubino G+やCorsa G+より上かなと。
今のところノーパンク。表面も問題なし。
気になる耐久性。Rubino G+が10か月使っても余裕だったので、同じぐらいもってほしい所。今のところ、4か月で約3000km程乗ったかと思うけど、ノーパンク。タイヤの表面も、ひび割れや小石の食い込みもなく、きれい。そんなに減ってもないし。
たぶん、Rubino G+と同じぐらいもつんじゃないかな~。
ちなみに、自分は使ったことないけど、チームメイトが使ったスタンダードモデルのVELOは100kmで2回パンクしたとか。。。たまたまかもしれないけど、そんな話を聞くと買う勇気が沸かない。。。
転がり抵抗はそんな良くない。
いつもの”Cycling Rolling Resistance”で。
以下、100PSIでの抵抗。
Pirelli P ZERO VELO 4S 15.9watt Vittoria Rubino Pro G+ 16.0watt Vittoria Corsa G+ 12.9watt Pirelli P ZERO VELO 13.2watt
こうやって見ると、Rubinoと変わらない転がり抵抗。レースで使うならやっぱりCorsaとかにすべきか~。
実は結構軽い。
25Cでの重量は220gと結構軽い。Rubinoで245g、Corsaで250g。あれ、Corsa結構重いな。。。
200gを下回ってくると、耐久性に不安を感じるし、丁度良い塩梅かなと。
国内定価で比べると、、、まぁまぁ高い。
国内定価でVELO 4Sを買うと、1本7700円。Rubino G+は5000円。Corsa G+は7800円。
Corsaと同じ値段か~~~。。。って考えると、Corsa買っちゃう?ってなるかも。練習でもレースでも使いたいならピレリかな??
Pirelli P ZERO VELO 4Sは買い?次も買う?
トレーニング用タイヤならコスパ的にもやっぱりRubino Pro G+を買う。レース用ならCorsa G+を買う。
じゃあP ZERO VELO 4Sは?と言われると、、、練習でもレースでも使うなら買う。。。かも?的な。
次もこのタイヤにする?と言われると微妙だな~。ただ、ロゴの線が青色で、フレームの色と合ってるから、見た目的にこれにするかもしれない。w
※以下、2018年1月3日追記
昨年末の東京大阪帰省ライドで使ったので追記。箱根のダウンヒルや、雨の峠ダウンヒル、ロングライドで使用したので。これで、あらかた評価完了かな?
雨のグリップ性能は抜群。
凍えながら、雨の下りをインプレッション(笑)
知らない道で、出口に向けてRがキツくなるコーナーで焦る場面が多々あったんだけど、しっかりグリップして全く問題無し。ウェット&低温用タイヤって謳うだけあって、流石のグリップ力です。
ドライの下りのグリップ力も素晴らしい。
箱根の下りも安定のダウンヒル。若干砂が浮いた区間もあったけど、全く問題無し。ホイールが剛性低くて安定感があまりなかったけど、タイヤはバッチリグリップしてました。
パンクは1回
530kmの行程でパンク1回。雨の中運悪く釘を踏んでしまった感じ。
まあ、釘なので、仕方ないかなー?
追記インプレも含めて再評価。P Zero 4Sは買い?
雨の安定感から、ブルベ用&雨のロードレース用タイヤとして買いかも!という感じ。ちょっと、P Zeroのスタンダードモデルにも興味が湧いてきた。