PRIMEホイール RR-38 カーボンクリンチャーのインプレ。
先日届いたCRCのプライベートブランドなカーボンディープホイール PRIMEホイール RR-38のクリンチャーホイール。
味の素スタジアムでのエンデューロと、チーム練で登り込みの周回コースを走ったのでインプレしてみる。
ちなみに、元々はシクロクロスのチューブレス用として買ったので、年明けから春先まではシクロクロスユースになる予定。
- PRIMEホイール RR-38を3行でまとめると、、、
- 使い道。
- やっぱり、脚にやさしい。
- 下りの安定感はイマイチ。
- 雨のブレーキ性能は悪くない。
- 2018/1/3時点での総評
- 2020年2月18日追記:2年使ったので耐久性について追記。
PRIMEホイール RR-38を3行でまとめると、、、
- コスパ最高。
- F6Rやレーゼロに比べ、剛性は低めで脚に優しい。
- ワイドリム効果か、乗り心地も優しい。
そんな感じ。
1.コスパ最高
- 38mmハイトのフルカーボンクリンチャー
- 流行りのワイドリム
- 重量は約1,500g
- チューブレス対応
- それでいて、たったの65,000円!
という事で、良く機材が壊れるシクロクロスでも心置きなく使える。予備のスポークも付いてるので、ある程度は修理できる。最悪、この値段なら買い直せば良いし。
2.剛性は低め
人によってはマイナスポイントかもしれないけれど、自分にとっては求めていた柔らかさ!
BH G6が結構硬い上に、持ってるホイールはF6Rとレーゼロで、硬いホイールばかり。
F6Rとレーゼロに比べて柔らかいホイールを求めていたところにこのプライムホイール!練習で使う限りは体に優しくて好きです。
ただ、当然だけど、立ち上がりの反応は良くない感じ。味スタのエンデューロで使ってみたけど、味スタみたいなコースには不向きかなー。やっぱり。
登りが悪くなければ、沖縄やエンデューロに使えるかなと。短めな実業団レースはF6Rかな。
3.乗り心地が良い
ワイドリム効果か、ピレリタイヤの効果か、乗り心地が良い。段差の突き上げが優しめ。
使い道。
味スタエンデューロと練習で使ってみて、夏場のロードでの使い道は、、、
- レースバイクの練習用ホイール。やっぱりクリンチャーは使い勝手が良いし。
- 立ち上がりインターバルの少ないエンデューロ
- 3時間以上のロードレース
かな?3時間以上のロードレースについては、BORAあたりを買うのが良いんだろうけど、、、高い。
そういや年末、東京から大阪の実家までプライムホイール履いて帰るから、長距離ライド時のインプレできそうや。
〜以下、東京大阪ライドを経て、2018/1/3に追記。〜
昨年末、東京大阪ライドでPRIMEホイールを使ったので追記。1日あたり260km走り、ドライとウェットの峠ダウンヒルを経験したので。
やっぱり、脚にやさしい。
両日共に、バックパック背負ってたこともあって、腰や首が結構痛くなったけど、脚は問題無し。ロングライド強度だったとはいえ、レーゼロやF6Rを使っていたらもっと消耗していただろうなと。
下りの安定感はイマイチ。
剛性が低めだからか、下りの安定感はイマイチだった。狙ったラインからちょっとアウトにはらんでしまう感じ。
レーゼロやF6Rに対して、ここは明確に劣っていると感じた。
雨のブレーキ性能は悪くない。
不運なことに、2日目は時折雨が。暗くなった後の163号線でアップダウンが連続する中の雨。
PRIMEホイールのウェットブレーキテストができてしまった。
この日、ブレーキシューはSwissstopのBXPを使用。本当はアルミリム用だけど、ちょっと使ってみようかなと。
肝心のウェット下りの制動力はなかなか。普通にレースで耐え得るレベルかなと。通常のアルミリム+BXPには劣るけど。
次は、Black Princeでも試したみたい。
2018/1/3時点での総評
約2週間、レースやロングライド、練習で使い倒してみて、このホイールは本当にコスパが良いな。と。
買って良かった。大満足です。あとは、ヒルクライムのタイム計ってどうかな?ってところ。
2020年2月18日追記:2年使ったので耐久性について追記。
このインプレ記事を書いてから約2年。いまだに使い続けてるPRIMEホイール。主に練習用としての使用がメイン。
大まかな印象は変わってないものの、2年使い倒したので耐久性について追記。
基本、練習用だから、雨に降られることもあれば、雨上がりをドロドロになりながら乗ったり、かなり酷使してきた。メンテも、半年に1回ぐらいグリスアップするぐらいのもの。
そしてついに先日、フロントベアリングから謎の”パキパキ”音。確認すると、ベアリングがゴリゴリに。2年もほぼ毎日使ってた事を考えると、逆に良くもってくれたなと。
フロントのベアリング交換は意外と簡単、かつ、安く済んだ。モノタロウで売ってる300円弱のベアリングに打ち換えて復活。ちなみに、型番は689番。(689ZZ ミニアチュアベアリングZZ 680番台 1個 NSK(日本精工) 【通販モノタロウ】 34609705)
圧入工具DIY。 pic.twitter.com/otQJSpaIqA
— はるそめ。(鎖骨骨折中) (@harusome_f5) 2019年12月14日
ベアリング打ち替えたら、プライムホイール復活!モノタロウで250円のベアリングを2つ買ったんだけど。ベアリングシールド付いてなかった。別に良いかな?w pic.twitter.com/0NfW0LqAeJ
— はるそめ。(鎖骨骨折中) (@harusome_f5) 2019年12月14日
あと、一度も落車していないとはいえ、2年間でホイールが振れることもなく。
というわけで、優秀すぎる耐久性。耐久性の面からも見ても、PRIMEホイールのコスパは最高だなと実感。
たぶん、次買うホイールもPRIMEホイールだな。決戦も、Black Editionのチューブラーで良い気がする。